CLAS大学生活不安尺度
- 検査コード
- KSB4FCLA
- 検査名
- CLAS大学生活不安尺度
- 対象年齢
- 18歳以上
- 解説
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★大学生活における不適応度の高い学生を発見し、学生支援や大学改革に役立てる心理アセスメント
■大学全入時代を迎えている今日、明確な目的を持たずに大学に入学する学生が増えてきています。また、集団に馴染めず、人間関係に息苦しさを感じ、孤立する学生も増えてきています。
学業や人間関係上の問題から大学不適応を起こし、次第に授業に出席しなくなり、休学、留年、さらには中途退学していく学生は、全国的に増加しています。中退者の増加は一般に大学の評価を下げることにつながり、その結果として大学経営に様々な悪影響を及ぼすことが懸念されます。
どの大学においても生き残りをかけて魅力ある大学を作っていくことが求められてきていることから、学生へのきめ細かな支援がきわめて重要になってきているといえます。
大学が学生に対してできることの一つの支援の入り口は、学生の大学不適応を起こすもとになる SOS サインに気づくことと考えられます。学生は、今、何に悩んでいるのか、どういったことに不安を感じているのか、まずは学生から発せられる SOS サインに気づかない限り、学生一人ひとりの状況に応じた適切な学生支援を行っていくことはできないからです。
CLAS(College Life Anxiety Scale)「大学生活不安尺度」は、そのような学生の SOS に気づき、大学不適応を未然に防ぐための簡便に実施できる心理アセスメントとして開発されました。
◆所要時間: 回答 10~15分程度 - 発行元
- 金子書房
- ジャンル