箱庭療法ビデオシリーズ　箱庭療法〔２〕「不思議な国の赤頭巾」

小学校2 年の登校拒否症を呈した女の子が箱庭療法という格好の手段をえて、思うぞんぶんファンタジーの世界をめぐり歩き、意識と無意識の交錯するなかで次から次へと展開していった物語です。彼女が合計40 回を越すセッションを通して一貫して主人公として用いた赤頭巾ちゃんの人形におそらく自己像を投影していたと思われますし、自らの心の中の問題を自らの力で解決し乗り越えて行く変容の流れが手にとるように理解できます。