ロールシャッハ・テスト<名大式>
- 検査コード
- MKS4MRO
- 検査名
- ロールシャッハ・テスト<名大式>
- 対象年齢
- 幼児~高齢者
- 解説
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★ロールシャッハ法 のなかでも名大法は、類型学的診断をめざすというより、個々の人間全体に迫ろうとする力動的診断の立場から、臨床家としての視点や理解のあり方に力点をおいている。算出された反応結果だけでなく、テスト状況全体を重視する。 そこでは反応算出過程における言語表現や伝達様式、しぐさなどの行動・態度にいたるまで克明に記録され、可能な限りの客観的把握が試みられる。さらに、標準的な分析視点に加え、独自に感情カテゴリーと思考・言語カテゴリーを導入し、得られた反応をより組織的に、より包括的に分類・分析していくことにより、対象となる個人の全体としてのパーソナリティを立体的に把握・理解し、臨床的に適用していこうとするものである。 ※上記内容は、「必携 臨床心理アセスメント」(小山 充道【編著】 発行:金剛出版 2008年)より引用させていただきました。 ★診療報酬点数:450点(根拠D284-3)
- 発行元
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