SRS-2対人応答性尺度
- 検査コード
- NBK9SRS2
- 検査名
- SRS-2対人応答性尺度
- 対象年齢
- 2歳半 ~ 18歳
- 解説
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★日常生活での行動観察から、自閉スペクトラム症(ASD)と関連する症状を測定する検査です。 容易に実施でき、学校、クリニック、病院等さまざまな場面で、スクリーニングや重症度の評価のために活用できます。
■65項目からなる4件法による質問紙で、保護者や教師など、対象者の日常をよく知る人が回答し、検査者が採点します。
■合計粗点と総合T得点により、ASDと関連した社会的障害の重症度を量的に把握することができます。
■ASDの中でその重症度を捉えることにも、ASDと他の障害との間を識別することにも優れています。
■集団を対象とする一次スクリーニングに加え、相談や受診の場面での二次スクリーニングとしても有用です。
■研究または症状の改善に特化した臨床研究において利用できる5つの治療下位尺度(社会的気づき、社会的認知、社会的コミュニケーション、社会的動機づけ、興味の限局と反復行動)が算出できます。
■DSM-5互換尺度として、社会的コミュニケーションと対人的相互交流(SCI:Social Communication and Interaction)と興味の限局と反復行動(RRB: Restricted Interests and Repetitive Behavior)の2つの下位尺度も提供しています。
■検査用紙には、実施用の質問用紙、採点に必要なワークシート、結果を検討するためのプロフィールシートが備わっています。
◆実施時間: 15分 ~ 20分 - 発行元
- 日本文化科学社
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